Melting Pot of Thoughts

SaaSスタートアップのCTOです。思考の整理のため考えたことをメモとしてアウトプットしていくブログです。

スマホを物理ロックして生活が捗るようになった話

1年前にスマホを物理ロックするアイテムを買い、以来ずっと愛用し続けています。使ったことで平日も休日もすごく捗るようになり、個人的神アイテムなので紹介します。

 

物理ロックって?

写真のようなボックス型のアイテムです。スマホを入れてタイマーをセットしてロックをかけることで、タイマーの時間が切れるまでは箱を開けられずスマホが使えないというパワーあふれるアイテムです。

封印されしスマホ

↑は自分が実際に買ったアイテムです。お値段は3,600円でした。(Amazonの商品ページはこれ

 

『タイムロッキングコンテナ』と呼ばれているので、そのキーワードで検索をかけるともっと安いものも色々出てきます。

上で紹介したアイテムのようにロックがかかっていても必死こいて頑張ればスマホを操作できるタイプのものもあれば、安いものだと下の写真のようにロックがかかっていると操作不可能なものもあります。

檻に囚われたスマホたち (Amazon商品ページより引用

 

何がいいの?

ロック中は『スマホが使えなくなる点』がメリットです。スマホ依存を強制的に断ち切れます。

意外かもしれませんが、スマホは使っているときだけでなく、スマホが使える状態で近くに置かれているときにも集中力を奪います。ベストセラーになった『スマホ脳』という本にも書かれていたのですが、学生に試験を受けさせる際にスマホをカバンに入れて持ちこんだ人と教室の外に置かせた人では、後者のほうが成績が良かったそうです。

この研究結果は自分の体感ともかなり合うなと思いました。なにかの仕事をしていて集中力が切れそうになったタイミングでスマホが近くにあると、すぐに触りたくなるんですよね…。

 

というわけで、このアイテムは自分が集中したいとき、娯楽の塊であるスマホを自身から遠ざけるために使えるアイテムです。

 

ロックすると支障あるんじゃないの?

意外と日常生活に支障ないです。

気になる方は1日スマホの電源オフにするなりして試してみるのがいいと思います。自分の場合は「スマホを触りたいな」とふと思ったタイミングのほとんどは、「ちょっと時間空いたからTwitter見たいな」とか娯楽を求めるタイミングがほとんどでした。

 

ただしロック中も頑張れば触れるようなタイプ(1つ目の写真で紹介したタイプ)を個人的にはお勧めします。

緊急の電話がかかってきたときに取れないのも困りますし、あとは二段階認証のための認証アプリなど業務に必要なアプリをスマホに入れていた場合にどうしようもなくなるからです。あと超必死に頑張ればLINEの返信も一応できます笑

 

アイテムによってロック時間にも違いがあるので、そこも購入する際には気にしてみて良いポイントかもしれません。自分は最大24時間のものを買い、普段は8時間とかでロックをかけていますが、最大1時間しかないものもあるので注意が必要です。

 

最後に

というわけで、スマホ依存に悩んでいる方は是非使ってみてはいかがでしょうか?

「スマホアプリの利用時間を計測・制限するためのアプリ」などが世の中にはありますが、それよりもずっと強力ですし、意外と日常生活に支障をきたさないです。

 

なおスマホをロックするのは平日だけでなく休日もオススメです。「スマホを眺めていて知らぬ間に時間が経ってしまった」ということがよくあると思いますが、そういった事態を減らせます。

 

今の時代スマホを通じて、プライベートではLINEなど、ビジネスではSlackなどでチャットでずっと人とつながり続ける時代です。それに抗うことは難しいですが、チャットのうちすぐに返信しなければいけないものは少ないです。1日1時間だけでもいいので、ロックなどを使い定期的にシャットアウトする時間を個人的には設けたほうがいいと思います。

(ちなみに似た話として「仕事においてチャットツールは、定期的に落として良いのでは?」という話は昔、以下記事でも書きました。)

doyaaaaaken.hatenablog.com

 

自分の時間や集中力を取り戻すきっかけとして、是非今回紹介したようなアイテムを使ってみてもいいかもしれません。